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90030ポリグルコサミンで保水
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素肌や毛髪を健やかに育むために最も重要なのは、皮膚や毛髪からの水分蒸発を抑え、乾燥から守ることです。そのため、水分を保持する高分子皮膜に加え、水分の蒸発を抑えるオイルが鍵を握ります。これまでは、油分を与える方法として❶ベタつきを覚悟の上でオイルを塗る、あるいは❷界面活性剤で乳化したオイルを配合した乳液や美容液を使うしか選択肢がありませんでした。保湿・エモリエント・バリア性などの多機能性を持つ「エミーヌ®シリーズ」は、高保水性・抗菌性を持つムコ多糖類の一種であるポリグルコサミン(*1に、脂肪酸(ラウリン酸やステアリン酸など)を結合した両親媒性(*2タイプの水溶性化粧品原料です[特許 第4394483号]。ポリグルコサミン自身が持つカチオン性官能基(アミノ基)によるイオン吸着効果、疎水基である脂肪酸によるアンカー効果という“ダブル効果”により、かつてないほど皮膚や毛髪にしっかりと留まり、洗っても落ちにくい「長時間滞留型うるおいベール」を実現しました。さらに多糖構造内に脂肪酸が直接結合している為、皮膚や毛髪と優しくなじみ、しなやかなバリア皮膜を形成します。また、高分子皮膜形成による“ごわつき”や“つっぱり感”を抑えながら、ベタつかず、多孔性皮膜ならではの爽やかな触感を実感できるのも魅力の一つです。

エミーヌ特徴のチャート
機能性用途例と比較


*1)ポリグルコサミンとは・・・
自然界に広く存在するバイオマスの一種で、キトサンと呼ばれています。化学構造的には、グルコサミンの高分子であることから、“ポリグルコサミン”と呼びます。生体親和性を有することでも知られている天然アミノ糖で、医用材料などにも応用されている素材です。

*2)両親媒性とは・・・・・・・
1つの分子内に「親水基」と「親油基」の両方を持つ分子の総称です。

エミーヌシリーズチャート
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皮膚への機能イオン吸着とアンカーのダブル効果
モイスチャーバランス理論におけるエミーヌの位置付け
ポリグルコサミンによる「イオン吸着効果」
皮膚の表面はマイナスに帯電しています。これに対しポリグルコサミンはプラスの電荷(アミノ基)を有しています。このため皮膚とポリグルコサミンはイオン的に強く吸着します。きわめて安定した「長時間滞留型うるおいベール」を形成できる秘密がここにあります。
s42010 天然脂肪酸による「アンカー効果」
エミーヌ®は、様々な脂肪酸を導入したポリグルコサミンが優れた角質柔軟効果を発揮します。この効果は、親水性の高い高分子保湿剤に親油基を導入することで、皮脂で覆われて親油的になっている皮膚表面に保持されやすくなり、アンカーのように皮膚と強固に吸着することにより生まれます。皮膚からの水分蒸散を抑え、バリア機能を保持しながら、多糖本来が持つ保湿効果を増強し、長時間に渡り素肌に留まることができる秘密がここにあります。
エミーヌの皮膚表面への吸着イメージ
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毛髪への機能毛髪化粧品のコンセプトに合わせて配合
エミーヌシリーズの特徴

○ 毛髪や地肌に、保湿効果とエモリエント効果を同時に付与できます。

○ ムコ多糖と脂肪酸の組み合わせによる天然高分子誘導体ですので、安全性に優れています。6Qシリーズの四級アンモニウム基またはポリグルコサミンのアミノ基が、マイナスに帯電した毛髪に対して、イオン的に強く吸着しバリア皮膜を形成します。

○ 毛髪表面に自然な形でF-Layer類似層を形成することで、キューティクルのバリア構造を修復し、毛髪にハリ、コシ、しなやかさを与えます。

○ わずかな配合量で、毛髪化粧品の質感や使用感を改良します。


※F-Layerとは …
健常な毛髪表面は、F-Layerと呼ばれる脂肪酸層(主成分:18-MEA)で覆われています。毛髪が損傷を受けると、F-Layerが剥離してパサツキ等の要因となります。
毛髪への効果
エミーヌの毛髪表面への吸着イメージ
毛髪化粧品にエミーヌを効果的に配合していただくために
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エミーヌシリーズの製品特徴
原料特性

エミーヌ水溶液タイプ

●高い保水性に加え、抗菌性、リゾチームなどの生体内酵素での生分解性にも優れる多機能性ムコ多糖「ポリグルコサミン(キトサン)」のアミノ基の一部に、各種脂肪酸(親油基)をバランスよく結合することにより、皮膚や毛髪に対して弾力のある柔らかい保湿・エモリエント・バリア性を保持する多孔性皮膜を形成します。また、オイルによる特有のベタつき感もないため、各種シリコーン成分の代替えとしても有効的に機能します。

●ポリグルコサミン(キトサン)自身の持つ抗菌性により、皮膚や頭皮の常在菌バランスを整え、ダメージを受けた角質をやさしく保護し、肌荒れ改善効果などが期待できます。

●ポリグルコサミン(キトサン)は、中性やアルカリ性領域では沈殿するため、使い勝手に制限がありました。エミーヌ®シリーズでは、強電解性の“四級アンモニウム基”“スルホン基”を糖鎖に直接結合することにより、幅広いpH領域で使用可能となり、用途に合わせて最適な品番(P5、6参照)をお選びいただけます。

●乳化機能をもつため、少量であれば各種油分(スクワラン、アルガンオイル、油溶性ビタミン類など)を界面活性剤を使用せずに乳化も可能です。

●ご利用時に溶解の必要がない1%〈標準品〉または2%〈特注品〉水溶液です。防腐成分が気になる場合も安心の、BGタイプでご用意しております。

表示名称および配合量

1%水溶液タイプ表
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2%水溶液タイプ表
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[ 推奨使用量 ]上記の水溶液を配合目的に合せて1〜10%程度、相溶性成分をご確認の上、既存の処方に配合してください。
*荷姿や入れ目は別途お問合わせください。
*フェノキシエタノールなど、他の防腐剤への変更も可能です。別途お問合わせください。
*消費期限:常温保存で3年(禁冷凍)
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脂肪酸の種類による質感特性

ラウリン酸(C12)
植物油(ヤシ油,パーム油等)に多く含まれ、皮脂膜の構成成分の一種として知られる直鎖飽和脂肪酸。スーッとなじむ感じを実感しやすく、ベタつかないのが魅力です。コンディショニング効果はもちろん、さっぱり軽やかな質感を得られます。
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ステアリン酸(C18)
動物性・植物性脂肪に最も多く含まれ、皮脂膜の構成成分の一種として知られる直鎖飽和脂肪酸。ワックス性を示し、脂肪酸ならではの、ナチュラルな“光沢感”や“艶感”を与えます。コンディショニング効果にも優れ、つるつるスベスベの弾むような質感を得られます。
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脂肪酸の結合量による特徴
イソステアリン酸(ISOC18)
直鎖ステアリン酸とは異なる分岐した脂肪鎖が、爽やかな指ざわりとともに、艶やかで、バランスのとれた快適なつけ心地に。ふっくらとした、まろやかな触感を醸し出し、上品な質感を得られます。
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コメヌカ油脂肪酸(RBA)
コメ油を精製する過程で出る遊離脂肪酸を蒸留して得られる混合脂肪酸。数種類の飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸が、ランダムにポリグルコサミンと結合することにより、混合脂肪酸ならではの、しなやかさの中に、しっとりなめらかな、深みのある質感を得られます。
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